超音波加湿器と加湿器病。
皆さん、加湿器病という言葉を聞いた事はありますか?
加湿器病は専門用語では過敏性肺臓炎と呼ぶアレルギー性の肺の病気です。症状としては、風邪と似た咳・発熱・悪寒・全身倦怠感などですが、アレルギー反応が激しい場合には呼吸困難を起こすこともあります。
主な原因は超音波加湿器にあるといわれています。
超音波加湿器の仕様書には定期的に清掃をする事と書かれています。しかしながら、水の継ぎ足しが簡単なためついつい清掃がおろそかになってしまいます。その結果、タンク中や本体の水に細菌やカビが繁殖しやすくなります。
さらに、超音波加湿器は粒子が大きいため増殖した細菌やカビを空気中にばら撒いてしまい、それを長期間吸い込むことにより加湿器病になってしまうという理屈です。
加湿器は加湿器でも超音波式以外のスチーム式や気化式は温度や粒子の大きさ等により、加湿器病の危険性は低いといわれています。
では、超音波加湿器は悪いことばかりのいらない子なのでしょうか?病気をおこしてしまう悪者なのでしょうか?
私は絶対に違うと思います!
超音波加湿器にも他の加湿器にない多くのメリットがあります。
メリットとしては本体の価格が安価で、消費電力が小さく加熱した蒸気を放出しない安全性があり、本体サイズを小さくでき、デザイン性も高いです。
さらに水に含まれるものすべてを空中に放出することができ、アロマエキスを入れておくことで香りを楽しむことなどもできます(当店が販売するアビィ除菌消臭水の噴霧に関しても超音波加湿器のみが可能です)。
スチーム式の加湿器は本体自体は安価で、加湿能力も高いですが、消費電力が高く200~300Wと小型の電気ストーブほどあり、1時間あたり約9~10円の電気代がかかる場合もあります。
さらに使用時に高温の熱湯や蒸気に注意する必要があります(毎年転倒などにより火傷事故がおこっています)。
気化式の加湿器は消費電力は小さいですが、加湿能力も小さいです。そのため、製品としては本体が大きくなるか、ファンの騒音がうるさくなりがちです。
さらにフィルターにカビが発生したり、目詰まりを起こしやすいため定期的なフィルター交換が必要となり、ランニングコストもかかります。
参考:加湿器wiki
こうやって比較してみると、それぞれの製品にメリット、デメリットがある事が分かると思います。要は我々の使用方法の問題なのです。
小さな子供やペット、お年寄りなどがいる場合は転倒時の危険を防ぐためスチーム式以外を選べばよいだろうし、広範囲の加湿にはスチーム式が向いていると思います。アロマを使用したり、デザイン性にこだわるなら手入れをしながら超音波式を使えばいいと思います。
当店では、アビィ除菌消臭水という除菌消臭剤をスプレーに入れて噴霧したり、超音波加湿器で噴霧する事をおすすめしています。超音波加湿器以外のスチーム式や気化式では有効成分が消えてしまうので超音波加湿器をという事もありますが、アビィ除菌消臭水の除菌効果により、水の細菌やカビ等を除菌し、加湿器病を防ぐ事もできるので超音波加湿器を使用している方には非常に効果的なのです。
アビィ除菌消臭水は超音波加湿器を使用し噴霧することにより、悪臭を分解し、細菌やウイルス、花粉やダニなどのアレルゲンを不活化できる商品で、介護施設や公共機関、美容室、エステサロンなどの店舗、飲食店、バスやタクシーなどの車両等様々な場所、用途で使用されています。
超音波式加湿器を使いたいけれど、安全性が気になるという方は是非ご検討ください♪
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