太陽光発電の採算と感想
我が家に太陽光発電システムを取り付けてそろそろ1年が経ちます。今日は徒然日記でも書こうかなと思い、ネタを探していたら太陽光発電が思い浮かんだので触れてみたいと思います。
私が太陽光発電に興味を持ったのは今から約1年ちょっと前、ちょうど家を建てている最中でした。知り合いに「太陽光パネルは屋根がしっかりしている新築の時に取り付けるのが一番いいよ。儲かるし。」と言われたのがきっかけでした。
太陽光パネルの特徴(単結晶や多結晶、アモルファスシリコン等)やエネルギー収支比、エネルギーペイバックタイム等、難しい事は専門の人に任せといて(笑)我が家の結果はこんな感じでした。↓
【2012年2月~12月まで】SANYO(今はパナソニック)HIT5.5kwh
項目を簡単に説明すると、PVとは発電した電気量、消費量は使った電気量、売電量は売れた電気の量、買電量は買った電気の量です。
私はkwh42円で電気を売って、kwh10~20円くらいで電気を買っているので、結論から言えばトントンくらいです(儲かるとかいわれたけど全然儲かっていません笑)。
グラフを見れば分かるように春や秋なんかは結構プラスになりますが、冬場がひどい状態なんです。日照時間やエアコン、エコキュート(湯を沸かす機械で冬場は寒いので電気代をかなり使う)なんかの関係なんでしょうね。
【2012年5月】
【2012年12月】
あっ!いい忘れてましたが我が家は二世帯住宅なので、使っている電気代は約2倍です。(笑)なので、普通の一世帯なら十分採算は合うと思いますよ(驚かせてすいません)。
では、私の太陽光発電に対しての感想をいいます。
採算性に関しては、出来るだけ大きめのパネルを付ける事(効率の良いパネルでもOK)。小さいパネルを付けるのはおすすめしません。理由は、上記で少し触れましたが売る電気は高く、買う電気が安いからです。
少しややこしい話をしますが
①太陽光で発電した電気は貯める事ができません
②太陽光で発電した電気は、その時使っている電気と相殺されます
③太陽光発電はその名のとおり日が出ていないと発電しません
④売る電気は高く、買う電気は安いです
勘が良い人はこの①~④を見たらもうご理解できているかもしれませんが、まとめると日中できるだけたくさん電気をつくり(出来るだけ大きめのパネルを付ける)日中はあまり電気を使わずに(電気を相殺させないため)発電した電気を高く売る。(売る電気は高く、買う電気は安いから)これができればほぼ確実に採算はとれます。
あと、できる事ならローンを組んでまで太陽光発電を導入しないこと。(私は手持ち資金が無くてローンを組み少し後悔しています・・・)やっぱりローン金利は低くてもずっしりのしかかってきます。金利支払いがなければ採算性が上がるのでベストなのは手持ち資金で導入する事だと思います。
最後に信頼できる業者さんを選ぶ事。はっきりいって太陽光発電業者は詐欺まがいの業者がたくさんいます(ノルマがきついのか、かなり強引な営業をかけてきます。私も結構困りました)。その中で信頼できる業者を選ぶのは難しいとは思いますが、頑張ってください。
ちなみに私は株式会社ENEOSフロンティア関西支社(だったかな?)の小林さんという方が担当だったのですが、本当に一生懸命私の事を思って色々やってくれました。太陽光発電を導入した事に関しては私自身ん~と思う事はありますが(小林さんごめんなさい笑)ENEOSフロンティアから買った事には満足しています。→株式会社ENEOSフロンティア
最安値を探すならたくさんの業者の見積もりを一括でとれるサイトもあります。安ければ安いだけ早く費用を回収できますし、比較する事で適正価格を知る目安にもなります!↓
採算性ばかりに触れてきましたが、太陽光発電は今問題になっている原発代替や天然資源をあまり消耗させずに電力をつくりだす事ができる点など金銭以外の部分でも評価できる部分が多いです。そういうエコな観点から導入するのも素晴らしい事だと私は思います。
ムゥ「長文で頑張ったけど分かりにくかったね!」
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